経営危機に陥る経営者の肖像
2016年05月22日

プレイング・マネージャの悲哀

小規模零細企業経営者のほとんどが[プレイング・マネージャー]です。

“仕事師”として、[営業]や[企画][製作]といった[現場]にあるときは相当の力量を発揮できるのに、やれ[資金繰り]や[コスト管理]などという慣れない[マネージメント業務]に追われるようになると、会社の業績は必ず落ち込みます。

それは当然のことで、会社の稼ぎ頭である経営者が”かせぐ仕事”から遠のくのですから、売上や利益に寄与できなくなってしまうのです。

わたしの事務所に相談に来られる方のほとんどが、この[プレイング・マネージャーの悲哀]の真っ只中におられます。
小規模零細企業の経営者は、この宿命から無縁ではいられません。

そうした苦しみに無縁の経営者の会社はよい成績をあげているのでしょうが、一度この宿命に遭遇するとそれは〝無限の悪循環〝に入りこんでしまいます。
無限ループです。
無限スパイラルです。

この無限の悪循環に取り込まれないようにするのが経営の[クライシス・マネジメント]ですが、残念ながら対応してくれる機関はほとんどありません。

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