ある倒産の決着(温泉旅館の場合)
100室ほどもある温泉旅館が倒産した。 親子代々温泉旅館業を営んできた三代目の経営者は、不本意ながら倒産の決断をした。 倒産の原因は、一に売上減、二に売上減、三四がなくて、五に売上減。 2011年3月...
100室ほどもある温泉旅館が倒産した。 親子代々温泉旅館業を営んできた三代目の経営者は、不本意ながら倒産の決断をした。 倒産の原因は、一に売上減、二に売上減、三四がなくて、五に売上減。 2011年3月...
先日、不思議な相談があった。 ある会社から「その会社を買い取りたいのだが、売る気はあるか」という打診があったというのだ。 地方都市で羽振りのいい会社が東京に拠点を設けたい、というのが理由だった。 この...
その依頼人は債権者を連れて相談にいらっしゃった。 ・半年かかった仕事の入金で買掛債務を支払った直後に、税務署から預金口座と売掛金を差押えされた。 ・この税金の差押えがあったため事業の継続ができなくなり...
経営危機コンサルタント・内藤明亜のブログです。 ある地方都市の同族企業が2か月後に経営破綻することになった案件について、どのような相談内容だったのかを、その企業を特定できない形でお伝えします。 (特定...
東京の都心部にある会社。 経営者が従業員に告げる「倒産のその日」に立ち会ってきた。 その会社の社員は、 社内にいる人よりも社外の現場に出ているほうが多いので、 通常の就業時間が過ぎた夜7時に集められた...
その依頼人がわたしの事務所を訪れたのは、一年ぶりだった。 一年前に訪れた時、わたしは直ちに破綻処理が必要だと申し上げたのに、そのときの経営者の意思は、〝もう少しがんばってみる〝というものになった。 そ...
任意整理の場合は法的処理ではない(裁判所の関与がないところで処理する)ので、[破産管財人]は出てこないために[予納金]は不要となる。 ・弁護士費用 金融機関の債権者がいなければ弁護士は要らない場合もあ...
この、(再建型)任意整理とは、[(非)倒産処理の種類 [A-a] 民事再生法]を、法的処理ではなく任意で行うことだと理解したらいい。 つまり、債権者(金融機関、買掛先、その他未払先)に一定額の債権をカ...
倒産の法的処理(法人の破産)には、必ず破産管財人が出てくる。 破産管財人は弁護士でなければならず、地方裁判所や弁護士会の法人の破産に関する研修に参加した弁護士が有資格者となる(東京地裁の場合)。 その...
それは一地方都市の製造業だった。 売上減に加えて労務問題が多く、経営者は情熱を失っていたため事業停止を決心したのだが、債務超過のため倒産の事態になってしまった。 前夜から弁護士を交えて[Xディ]の対応...