
倒産経験者による経営危機相談
わたしは15年間の会社経営ののち、1994年にその会社を倒産させました。
その倒産では、申立て代理人の弁護士に恵まれず、さらに破産管財人も最悪な弁護士だったので、免責獲得までの三年半はその二人の弁護士に翻弄され、免責になった段階ではそれまでのキャリアが継続できる環境になく、再起まで大変な苦労を余儀なくされたものでした。
倒産の翌年、縁あって『倒産するとこうなる』を明日香出版で著すことができ、その反響の大きさと周りの支援から【経営危機コンサルタント】として再起することができました。
倒産経験者として、わたしのように弁護士にふりまわされることことなく、再起できるように「わたしの後に続く、倒産の危機に陥った経営者のために働く」と強い意志を持ったのです。
このような経験がありますので、当事務所が掲げる対応方針は下記の通りです。
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倒産に際し、経営者のために働く申立て代理人の弁護士を確保する。
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倒産処理は、利益を可能な限り最大化して、ダメージを最小限にして終結させる。
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倒産のその後、経営者に再起の道を見出すこと。

現在、経営危機に陥り、先行きの見えない中にいる経営者の皆さん、その苦しみも不安も孤独も、経験者であるわたしには痛いほどわかります。しかし、時間と知恵と決断力さえあれば、この状況は最小限の痛みで終わらせて、再起することができます。
どうか、相談に来てください。
このコロナ禍の中で、[オンライン相談]も充実してきました、以前は当事務所に来ていただくことが多かったものですが、今は地方都市の方の相談にも応じています。
協働者(パートナー)紹介

相談者数が[累計1000件以上]を超え(この間二十五年間以上)、わたし内藤明亜が後期高齢者になったころから、この経営危機コンサルタント事務所(内藤明亜業)を継いでくれる協働者(パートナー)を探していましたが、この度ができました。
才 藤 卓 (サイトウ スグル) 45歳。
北海道生まれ 家業が建築業ということもあり、幼少期から多くの大工職人や今では恐らく関われないような業界の人たちに揉まれながら育ちました。
今までに小規模ながら関わった事業は建築、不動産、輸出入業、介護事業、中古車販売、飲食業、、等。父が夢であった新規事業の実現のため、その融資の連帯保証人をしました。
その事業は数年で倒産状態に陥ることになりました。
経緯の詳細は長くなりますのではここでは割愛します。
自分の倒産経験から、会社の経営状態は人の病気と同じ用に、まずは定期的な健康診断で早期発見・早期処置が重要です。また、事業計画の段階から入口戦略ではなく、出口戦略が極めて重要であるということを思い知らされたました。
私が経験した当時の感覚としては、まるで出口のない暗闇の中で彷徨うような思いを味わいました。生きた心地がしないような地に足がついていないような気持ちの悪い心理状態を覚えております。
前文紹介にあるように私は、幸運にも内藤明亜事務所と出会い、早期に社会復帰を実現することが出来ました。
余談ですが、私のご先祖様を辿ると、士族であったこともあるでしょうか、代々その地域では相談役のようなことをしてきたと聞き、私もいつか困っている人の役に立つことを生涯の仕事として出来ればと思い描いてました。後に続く依頼人の役に立つ をモットーに邁進してまいります。もし、悩んでいたら、どうぞ相談にきてください。私はあなたの味方です。待っています。