元事業経営者にして倒産経験のある内藤明亜の、倒産と闘う!ためのWebサイトです。
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倒産最新情報

倒産(法人の破産)の[Xディ]、三つのステップ

[倒産の日]を指す[Xディ]については以下の要素があるが、これらはすべて〝同じ日〝でなければならないとは限らないのである。

①事業を止める日
②代理人(弁護士)介入(債権者への連絡) の日
③地方裁判所への破産の申し立ての日

むしろ同じ日であることのほうが異例だ。一般的には同日だと思われていることが多いようだが、それは大いなる誤解だ。

①事業を止める日(止めざるを得ない日)とは、不渡り手形を出せばその日がそうだし、給与が払えなくなった日、買掛金が支払えなくなった日、など、どのようなきっかけであれ、事業活動が継続できなくなる日(事業活動を停止する日)をいう。
わたしが[Xディ]という場合は、この①事

ある倒産への道程(プロセス)

その依頼人がわたしの事務所を訪れたのは、一年ぶりだった。
一年前に訪れた時、わたしは直ちに破綻処理が必要だと申し上げたのに、そのときの経営者の意思は、〝もう少しがんばってみる〝というものになった。
その一年前と今回訪れたときとの違いは以下。

【一年前】     【今回】

売上金額     14,400万円  13,200万円
(月次)       1,200万円   1,100万円
売上総利益     4,800万円  4,200万円
(月次)          400万円    350万円
営業利益    -2,160万円 -3,000万円
(月次)        -180

[銀行取引停止処分]なんて、ない

※ 以下、[銀行]という用語は一般的な預金を預かる金融機関(信用金庫、信用組合、農協など)を指す。

不渡り手形を出したりすると、[銀行取引停止処分]になるとされているが、実はそんなことはない。
正確には[当座預金口座取引停止処分]になるにすぎない。
本来はないはずの[銀行取引停止処分]という言葉が流通している理由は、銀行にとって都合がいいからだろう。

銀行取引停止処分と言う言葉から、当座預金口座だけでなく普通預金口座も停止されるように思えるが、契約上は普通預金口座が閉鎖されることはない(当事者が了解すれば閉鎖されることはあり得るが)。

当座預金口座は閉鎖される。
すなわち、その段階で振り出している約束手形や小

倒産の定義

〝事実上の倒産〝といい、〝倒産状態〝といい、倒産の定義は確定していないように思える。
わたしは、倒産の定義を以下としたい。

 ① 会社の財務状態が[債務超過]
 会社の負債が財産より大きい。破綻すると被害者が出る状態。
 ② 会社の資金繰状態が[資金不足]
 支払資金、返済資金が不足状態。破綻すると未収者が発生する状態。
 ③ 事業が利益を生まない。
 当該事業をやればやるほど欠損が出る状態。
 ④ 将来的にも回復不能
 今の欠損状態が将来も続く。リカバリーができないと判断される状態。
 ⑤ 事業継続を断念
 資金調達や支払条件の変更などの手は打たず(手

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