元事業経営者にして倒産経験のある内藤明亜の、倒産と闘う!ためのWebサイトです。
What's new

倒産の全貌

100の倒産あれば、100の決着がある

※ このエントリーは、2015年3月8日に作成したものだが、より正確を期すために 2017年8月7日に二度目の修正をした。

いままで800件近くの倒産処理のお手伝いをてきたが、どれとして同じ倒産の決着はなかった。
負債総額が違うといえばそれまでだが、依頼人の債務環境や財産環境によってもその処理は大きく変わってくるのだ。

例えば、金融機関からの借入債務にしても、債務保証の形は以下のような違いがある。
① 金融機関からの借入債務
・代表者保有の不動産に(根)抵当権あり
・代表者以外の方所有の不動産に(根)抵当権あり
・代表者の連帯保証あり
・第三者の連帯保証(複数名)あり
②金融

倒産処理の原則

※ このエントリーは、2012.11.29.に作成したものだが、より判りやすくするために2016.12.29.に修正した。

放置逃亡などの処置とはいえない方法以外の、真っ当な倒産処理の原則は、[会社の財産をすべて換金して、会社の債務に充てる(配当する)こと]に尽きる。

そのための方法として、もっともニュートラルなものは地方裁判所に任命された[破産管財人]が関与する、法的処理方法である[法人の破産]となる。
この破産管財人が任命されるまでの間は、倒産会社の経営者が委任した申立て代理人(弁護士)が一定の処理(申立て前処理)を進めるが、最終的に破産管財人に移管するので、きわめてニュートラルに進められるのが常だ。

同様のことを行うが、法的処

倒産処理を甘く見るな

※ このエントリーは、2015年1月16日に作成したものだが、より判りやすくするために2016年12月27日に三度目の改定をした。

事業経営者が事業の継続ができなくなり、刀折れ矢尽きて倒産するのは、死んでしまいたいほど悔しいものだ。

そこで最後の勇気を振り絞って、倒産処理をしようとしてネットで調べたり弁護士に相談したりすると思った以上に費用が掛かることに驚き、失意の中で処理をしようとしている気持に追い打ちをかけるように、さらに絶望的な思いに陥れられることになる。

【倒産処理の大原則】
倒産処理は、会社の財産をすべて換金し債務(未払、借入)に充てることだ。これが大原則。
その際、債務のほうが大きくて債権者を出してしまうこと

廃業処理はどうするのか(会社の終わらせ方)

※ このエントリーは、「廃業処理はどうするのか」というタイトルと、「会社の終わらせ方」というタイトルで2013年12月に作成したものが重複するところもあったため、より判りやすくするためにタイトルも改め、2014年4月2日に統一的に修正した。さらに判りやすくするために2016年12月16日に修正した。

廃業処理はどのようにするか、会社を終わらせるにはどうするか、についての質問をよく受ける。

事業体(法人化してある会社でも法人化していない個人事業でも。以下は会社と記述する)の決算内容(債務超過かどうか)によって、その処理方法は大きく変わる。

【債務超過かどうか、の見分け方】

決算書の[貸借対照表]の、左側にある[資産の部(流動資産と固

倒産は本当に減ったのか。

倒産は本当に減ったのか。

2016年の参議院議員選挙を前に総理大臣は「倒産は三割も減ったのだ」と言った。

商工リサーチの発表によると、最新の2015年の倒産数は年間[8,812件]で十年前の2005年の[12,998件]に較べると68%になっている。
この数字だけ見れば、確かに倒産は三割減っている。

果たして本当に倒産はこのように三割も減ったのだろうか。
商工リサーチの発表数は、倒産数のすべてをちゃんとカウントしているのだろうか。

倒産の定義は、「債務超過で、未払先(未返済先)を残して事業を停止すること」だ。

例えば小規模なラーメン屋さんが(ラーメン屋さん、例に出してごめんなさい)、債務超過状

【切迫倒産】と【予知倒産】 倒産の二つの様相

倒産には以下のふたつのタイプがある、とはわたしが繰り返し述べていることだ。
・最後までがんばるタイプ [A]希望の少ない倒産
・少し早めに諦めるタイプ [B]可能性の残る倒産

これを、以下のように整理(命名)し直したい。
◆【切迫倒産】最後までがんばるタイプ(希望の少ない倒産)
◆【予知倒産】少し早めに諦めるタイプ(可能性の残る倒産)

【切迫倒産】とは
倒産とは、債権者を残して事業を停止すること。
その倒産に際して、
・事業停止まで時間が切迫していて
・処理費用もなく
・倒産後の次のステップへの準備もできていない
ような状態を【切迫倒産】と

倒産者の再起を阻むふたつの問題点・その二 事業停止して収入がなくなること

倒産する者だって人だから、倒産の後も生きていく。
会社は事業停止すれば死んでしまうようなものだが、人はそうはいかない。
あたりまえのことだが、倒産後も経営者は生きていくのだ。

しかし、倒産者の再起は非常に難しいのが現実だ。

倒産とは、債権者を残して事業停止すること。

この言葉の中に再起の難しさが含まれている。
・ひとつは、債権者(被害者)を残してしまうことだ。
・もうひとつは、事業を停止することで経済活動から離れること(収入がなくなること)だ。

◆ 経済活動から離れること(収入がなくなること)の問題

倒産すると、その日から収入がなくなってしまう。
会社の最後

倒産者の再起を阻むふたつの問題点・その一 債権者を残すこと

倒産する者だって人だから、倒産の後も生きていく。
会社は事業停止すれば死んでしまうようなものだが、人はそうはいかない。
あたりまえのことだが、倒産後も経営者は生きていくのだ。

しかし、倒産者の再起は非常に難しいのが現実だ。

倒産とは、債権者を残して事業停止すること。

この言葉の中に再起の難しさが含まれている。
・ひとつは、債権者(被害者)を残してしまうことだ。
・もうひとつは、事業を停止することで経済活動から離れること(収入がなくなること)だ。

◆ 債権者を残すことの問題

倒産は、倒産それだけでは犯罪ではない。
単に会社という単位の経済的な破綻だ。

放置逃亡するとどうなるか

※ このエントリーは、2014年6月18日に作成したものだが、より判りやすくするために2016年6月11日に【追記】を書いて改定した。

事業経営が持続できなくなった場合、倒産(法人の破産)処理をしなければならないという決まり(法的根拠)はない。
その事業を放置して(何の処理もしなくて)、逃亡しようが今まで通りの居所にとどまっていてようが、それが罰せられるということはない。

では、どうなるか…。

[倒産]の定義は「債務超過でなおかつ資金不足で、債権者に支払い(返済)ができなくなり、事業を停止すること」だ。

事業経営が継続できなくなったということは、債務を負っていることだ。
・給与などの人件費。

倒産処理の種類 [B-c] 放置逃亡

※ このエントリーは、2012年12月2日に作成したものだが、正確を期するために2016年6月11日に三回目の修正を行った。

一番多いのは経営者が何の処理もしない[放置逃亡]である。
果たしてどれくらいあるか…。
正確なデータはどこにもないが、倒産会社の70~80%はこれだろうといわれている。誰もカウントする人がいないので、倒産数の発表にはまったく現れない部分だ。

会社の財産は、債権者が換金して分配することになる。税金と社会保険、給与などの労働債権(給与などが払われなければ社員も債権者だ)などの優先債権で消えてしまい、一般の(営業上の)債権にまで回らないケースがほとんどだ。
これらのことは、債権者(の代表の世話役)や社員な

1 2 »
PAGETOP
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.